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カテゴリー:社説・コラム
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本紙WEB版移行とメールマガジン発刊のお知らせ
1949年に創刊以来、全国唯一の塗装業界専門紙としてご愛顧いただいていました『日本塗装時報』は、2025年4月よりWEB版に完全移行いたします。 情報プラットフォームとしてWEBメディアの利用拡大が年… -
だめひろい 万博で技術力を世界に示せ 子供たちに未来への夢を
▼大阪・関西万博の開幕まであと1か月を切った。今回の万博では「いのち輝く未来社会のデザイン」を共通テーマに、さまざまな先端技術が紹介される。開催国の日本館は、パビリオン自体がバイオガスプラントになってお… -
だめひろい 第三次担い手3法が施行 労務費確保への実効性は
▼第三次担い手3法は昨年12月から一部が施行された。受注後に資材が高騰する「おそれ」が出てきた時に、受注者は注文者に代金変更の協議を申し出ることができる。契約書では価格が変動した場合、請負代金や工事内容を変更で… -
だめひろい DXを妨げる「FAX文化」 ペーパーレス化の徹底を
▼ファクシミリの歴史は長い。1843年に英国で特許が取得され、電話が発明される11年前の1865年にはパリ・リヨン間で最初の商用サービスが始まった。その後、改良が重ねられ、1966年にはゼロックス社が電話回線に… -
だめひろい マンション業界に新たな危機 キツネに鶏小屋の番をさせるな
分譲マンションでは急速に住民の高齢化が進む ▼ひと昔前まで、分譲マンションは「若者が住むところ」というイメージが強かった。ところが、最近の調査では、マンション住民の高齢化が急速に進んでいることが分かった。今年6月… -
だめひろい 塗料調色技能検定の存続を 業界の全面協力が必要
調色課題の審査(第27回全国建築塗装技能競技大会) ▼塗料販売業界の国家資格である「塗料調色技能検定」の存続が危ぶまれている。技能検定職種の見直し、統廃合を進めている厚労省の「技能検定職種の統廃合等に関する検討会… -
不足するトラックドライバー 商慣行の変革が急務
▼物流業界の2024年問題は、結局のところ「ドライバー不足」につきるようだ。これは今に始まったことではない。ドライバーの賃金は1997年頃がピークで、その後ほぼ一貫して下がり続けた。原因の一つは「店着価格制度」… -
【だめひろい】価格転嫁と賃上げを 組織の力で新3K実現へ
日塗装の会員数は、令和4年度に9社、5年度に25社増え、2年連続で増加した。近年、業界団体の会員数は減少傾向にあったが、ようやく潮目が変わってきたようだ。日塗装の新入会員にアンケートをとったところ、入会理由は「社会的信用度を高めたい」「ネットワークを構築したい」との回答が上位を占めた。 -
【だめひろい】Z世代をリクルートするには「タイパ」の追及で残業減を
「最近の若者は…」というグチは、古代エジプトのピラミッドにも書かれていたらしい。古今東西を問わず、若者の考えは年配者から理解されにくいようだ。いま世界的に「Z世代」が注目されている。「Z世代」とは1990年代後半から2000年代に生まれた世代で、10代前半から20代後半までの年齢層を指す -
【だめひろい】完工高1兆円の回復へ DXで2024年問題の克服を
日塗装会員の完成工事額総額が1996年のピーク時に迫ってきた。1兆円の大台に乗るのは時間の問題だろう。日塗工の予測では今年度の建物向けの塗料は数量で4・1%の増加を見込む。順調にいけば、工事額で7~8%の伸びが期待できる。