ダイト組合 新理事長に松岡氏 「誇りある仕事を次の世代に」
- 2025/7/28
- 団体・組合

大阪塗装協同組合(略称ダイト、江藤聡理事長)は7月25日、大阪市天王寺区のホテルアウィーナ大阪で第61回通常総会を開いた。
川久保広宣専務理事の司会で開会。江藤理事長のあいさつのあと、令和6年度事業報告、同決算、令和7年度事業計画、同予算を承認した。
事業計画は引き続き総務、金融、組織・福利厚生、共同購入、需要開発の5委員会事業を中心に、後継経営者(AOP)育成、賛助会員・関係団体との連携強化などに力を入れる。
任期満了による役員改選では、指名推薦で新理事・監事を選任。理事の互選により理事長に松岡充史氏、副理事長に松田勝巳、寺本健一、手島卓也の3氏、専務理事に川久保広宣氏を選任した。
総会終了後の懇親会で、松岡理事長は「前任の江藤理事長の志を引き継ぎ、新副理事長ともども頑張って、組合をより活気ある組織にしていきたい。私も長年現場でやってきたが、夏場の外壁塗装は本当に大変である。足場の上で照り返しに汗だくになりながら、『今日もエアコンの室外機熱いな』とつぶやいた方も多いかと思う。塗装の仕事は単に色を塗るだけでなく、建物をと命を守る大事な仕事である。今後も誇りある仕事を次の世代に伝えていけるよう、組合としてしっかり後押ししていきたい」と就任の抱負を語った。
谷山真記子大阪府中小企業団体中央会事務局長、小掠武志大阪府塗装工業協同組合理事長が祝辞を述べ、中村元中村産業社長の発声で乾杯した。