年頭所感-1 国土交通大臣 赤羽 一嘉
- 2020/1/18
- 行政ニュース
「現場主義」で諸課題に対処 国土交通大臣 赤羽 一嘉

防災・減災、国土強靱化を推進
今年は、阪神・淡路大震災から25年目の節目の年です。阪神・淡路大震災は、我が国の防災対策の原点であるとともに、私の政治家としての原点でもあります。
私は、この阪神・淡路大震災で、自ら被災しました。被災現場を走り回り、制度の壁を打ち破り、生活再建や復旧・復興に全身全霊を傾けたことで、常に「現場主義」で取り組むことが私の政治家としての信条となりました。国土交通行政の直面する様々な課題に対し、引き続き「現場主義」に立脚し、全力で取り組んでいく所存です。
今年は、いよいよ東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催を迎えます。東京をはじめ、我が国各地域の魅力を発信する絶好の機会です。国土交通省としても、ソフトターゲットへのテロ対策や海上警備を含むセキュリティ対策、首都地域の防災対策や渇水対応の強化、円滑な輸送の確保など、関係者と連携して大会の成功に万全を期してまいります。
本年は、とりわけ以下の4本の柱を中心として諸課題に取り組んでまいります。
①防災・減災を社会の主流に!
②観光による地方創生
③安全・安心な移動環境の整備
④持続可能な地域社会と経済成長の実現
日本塗装時報第2033号掲載記事