「課題克服に努める一年に」東塗協・会津理事長
東京都塗装工業協同組合
東京都塗装工業協同組合(会津健理事長)と日本塗装工業会東京支部(小川善一郎支部長)の合同新年懇談会は1月23日、港区元赤坂の明治記念館で開かれた。
開会にあたって会津理事長は「国交省の発表によると、昨年11月時点の非住宅建築物の受注残高は6兆3千億円と、10年前に比べて2倍も増えている。一方、建設業の有効求人倍率は6倍で、これは着工したくても人手不足でできない状況を示している。[ignore]日銀のレポートでも、建設業は緩やかながらも需要が増えていく見通しとなっている。
組合では、オリンピック・パラリンピックが開催される7月から9月にかけて、東京都主催の『魅力発信展(仮称)』に参加する。さらに11月には都が主催する『ものづくり匠の技の祭典』に今年も参加する。他に東京しごと財団の『団体別採用力スパイラルアップ事業』への参加も決まった。こうした事業により、人材の育成・定着、雇用環境整備に取り組む予定だ。
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塗装業界は、働き方改革をはじめ、外国人労働者の特定技能や建設キャリアアップ制度導入などの難題を抱えている。日塗装東京支部との連携により、こうした課題に正面から向き合い、課題克服に努める一年にしていきたい」とあいさつ。
来賓紹介に続き、中山正雄東京都職業能力開発協会専務理事、北原正日塗装会長が祝辞を述べ、小川日塗装東京支部長の発声で乾杯した。
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祝宴では、賛助会員を代表して森庸男幹事長があいさつした後、平成31年2月以降に加入した賛助会員を紹介。余興や福引を楽しみ、中村行宏東塗協副理事長の閉会の辞、三本締めで結んだ。
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日本塗装時報第2034号掲載記事