「持続可能な社会の実現へ」ロックペイント・内海社長
ロックペイント
ロックペイントの新年賀詞交歓会は1月15日東京・帝国ホテル本館、22日大阪・帝国ホテル大阪で、関係者を招いて盛大に開かれた。
席上、内海東吾社長は「令和2年、年男である私は還暦を迎えた。年神様の加護のもと、第2の人生のスタートとなる年だと言われていることから、めでたく良い年になることを期待している。
当社は各事業分野でユーザーニーズを把握し、皆さまに喜んでいただける付加価値のある製品開発を行い、より一層の品質向上とサービスの充実を図りたいと考えている。昨年、塗料分野では塗膜平滑性に優れた低温硬化型粉体塗料の上市により、脱VOC・省エネルギー化を実現した。接着剤では、自動車用リチウムイオン電池向けの接着剤を開発し、昨年秋口より本格的に供給を開始。天然由来成分を使用するバイオマス接着剤の処方を確立した。
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一方、社内の組織改革に伴い、新たにサスティナビリティ推進本部を立ち上げ、CSRおよびSDGs委員会を発足させた。これにより持続可能な社会の実現に向けた生産体制、人と環境に優しい商品開発を強力に推し進める所存である。
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海外展開では、一昨年インドに設立したバージャー・ロック・ペインツ・リミテッドが本格稼働を開始。ロックペイントインドネシア社では接着剤の製造販売が順調に推移し、増収増益を計上した。今後もシェアの拡大に努めて参りたい」とあいさつ。このあと、㈱三王の髙橋大社長の発声で乾杯し、新年を祝う宴に移った。
日本塗装時報第2034号掲載記事