日塗工新年会「遮熱塗料登録制度の普及を」
日本塗料工業会

内装需要の拡大策を継続
日本塗料工業会(毛利訓士会長)の新年賀詞交歓会は1月8日、東京・ホテルニューオータニで、盛大に開かれた。
冒頭、あいさつに立った毛利会長は「
当会は塗料産業発展のため、多くの課題に取り組んでいる。環境問題への対応では、今年までに鉛含有塗料の生産・販売を終了する。
需要開拓については、遮熱塗料の登録制度の普及を図っている。現在、9社から17商品の登録をいただいているが、会員企業に限定せず多くの商品が登録されることにより、遮熱塗料の普及につながるものと期待している。
内装分野の需要拡大のため、部屋の塗り替え写真キャンペーンを製・販・装共同事業として実施している。消費者が塗料・塗装の魅力を体感され、新しい需要につながるためにはもう少し時間が必要だと思っている。
」と年頭の抱負を述べた。続いて来賓の上田洋二・経済産業省製造産業局大臣官房審議官が祝辞を述べたあと、加藤大輔副会長の発声で乾杯。盛会のうちに水谷成彦副会長の中締めで終了した。
なお中部では中部塗料塗装賀詞交換会の主催により7日、ウェスティンナゴヤキャッスルで、大阪では10日、ホテル阪急インターナショナルでそれぞれ開催された。
日本塗装時報第2033号掲載記事