大日塗「Vトップ車輌用ゴールド」相鉄の新型車両に採用
大日本塗料
高級感を感じさせる色彩
大日本塗料の「Vトップ車輌用ゴールド」が相模鉄道の12000系新型車両の外板用塗料に採用され、11月30日からJR東日本との間で相互直通運転を開始した路線で運行されている。
相模鉄道は相互乗り入れをスタートするにあたり12000系車両を新造。外観は2017年の相模鉄道創立100周年の一環として実施された「相鉄デザインブランドアッププロジェクト」で新たに開発された色調「YOKOHAMANAVYBLUE」に塗られた。
駅舎など鉄道施設を含めてカラーを統一
この色調は横浜の海をイメージさせる深いネイビーブルーのウレタン塗料をベースに、太陽の光でキラリと光るパールマカを配合し、落ち着いたなかにも高級感を感じさせる色彩。今回の新型車両をはじめ、他の車両でもグッドデザイン賞を受賞するなどデザイン性が高く評価されている。今回の相模鉄道の取り組みでは、車両だけでなく駅舎など鉄道施設を含めて統一した高級感を持たせることで、相模鉄道沿線の街全体のイメージアップを図った。
「Vトップ車輌用ゴールド」の特長は▽幅広い色出しが可能なため、ニーズに沿ったデザインが実現可能▽濃彩ソリッド色から多数のメタリック色まで色出しが可能▽フッ素クリヤーを採用する事により、耐候性に優れる▽鉄道車両や鉄道関連部品を中心に多数の採用実績をもつ。
日本塗装時報第2031号掲載記事