関西ペイント「AIカラーシステム」一新 メタリック調色を大幅に短縮
関西ペイント/関西ペイント販売
関西ペイントと関西ペイント販売は自動車補修用コンピューター調色システム「AI(アイ)カラーシステム」を2月21日よりバージョンアップする。 同システムは、カラーセンサーと関西ペイントの最先端情報技術を組み合わせたコンピューター調色システム。このほど機械学習エンジン(CCS・CCM)をバージョンアップすることで、自動車塗色の主流であるメタリックパール塗色の調色時間を大幅に短縮することに成功した。
調色システムCCMの改良では、アルゴリズムの変更により、3コートパール塗色などの複層膜に対する調色精度が向上。また、調色難易度が高い有彩色などの調色精度も向上し、従来よりも短時間での色合わせが可能となった。
新型カラーセンサーはモノクロカメラを搭載し、メタリックなどの「粗さ」を自動で測定できるようになった。また、測色角度を変更し、目視に近い角度で測色が可能となった。
この記事は「日本塗装時報」2089号(2024年1月18日発刊
)の掲載記事から一部抜粋したものです。全文は「日本塗装時報」に掲載しています。(年間購読の申し込みは→年間購読のご案内)