ルクレ　遠隔臨場にも対応　ウェアラブルカメラ発売

ルクレ

　ルクレは、現場が見える「蔵衛門」シリーズから、現場を生中継できるストリーミング配信用ウェアラブルカメラ「蔵衛門Ｃａｍ（カム）」を発売した。国土交通省が推進する遠隔臨場にも対応。業界最安値級の価格で導入障壁を下げた。工事専用クラウド「蔵衛門クラウド」を介して、発注者などの立ち合い者または、工事メンバーがいつでもどこでも見ることができる。

　アプリインストールやアカウント作成などの手間もなく「蔵衛門クラウド」で発行したＱＲコードを読み込むだけで、施工中の工事案件に連携できる。現場のストリーミング配信は最大10人まで同時に閲覧・会話が可能であり、専用機のため、セキュリティ的に貸し出しがしやすい。

ハードケース付き「蔵衛門Ｐｏｃｋｅｔ」

　ルクレは、現場用デバイス「蔵衛門Ｐａｄ（パッド）」シリーズに、６・５インチのスマートフォンサイズのスタンダードモデル「蔵衛門Ｐｏｃｋｅｔ（ポケット）」を追加した。建設業の社内用のスマートフォンとして、５万円以下と導入しやすい価格帯に設定。ストレージは１２８ＧＢで約30万枚の工事写真が保存可能。新たにスライドカメラカバーのついた堅牢ケースが標準で付属する。

　特長は▽足場の悪い現場で安心して携帯でき、万が一の衝撃にも備えられるカメラスライドカバーつき堅牢ケースとネックストラップを付属▽画面も高強度なパンダガラスを採用―など。

日本塗装時報第2085号掲載記事

この記事は「日本塗装時報」2056号（2021年9月18日発刊）の掲載記事から一部抜粋したものです。全文は「日本塗装時報」に掲載しています。（年間購読の申し込みは→年間購読のご案内）