塗料メーカー各社の2023年3月期決算(2)

2023年3月期決算(2)エスケー化研/関西ペイント/日本ペイント

エスケー化研は8%増収 リニューアル市場が回復

 エスケー化研の2023年3月期連結決算は、売上高955億80百万円( 前年同期比8・3 %増)、営業利益99億41百万円(同4・4%減)、経常利益128億3百万円(同1・0%減)、純利益90億34百万円(同2・3%増)。

 2024年3月期の予想は、売上高1000億円(同4・6%増)、営業利益102億円(同2・6%増)、経常利益111億円(同13・3%減)、純利益78億円(同13・7%減)、1株年間配当金80円。

関西ペイント5期連続の経常増益 自動車分野の需要が回復

 関西ペイントの2023年3月期連結決算は、売上高5090億70百万円(前年同期比21・4%増)、営業利益320億77百万円(同6・6%増)、経常利益402億16百万円(同6・9%増)、純利益251億95百万円(同5・0%減)。

 2024年3月期の予想は、売上高5500億円(前期比8・0%増)、営業利益420億円(同30・9%増)、経常利益450億円(同11・9%増)、純利益550億円(同118・3%増)、1株年間配当金36円(6円増配)。

日本ペイントHD1~3月期 純利益253億円

 日本ペイントホールディングスの2023年1~3月期連結決算(国際会計基準)は、昨年5月にクロージングした欧州塗料メーカー・ユーブ社の子会社化や円安の影響、主力事業である中国の汎用塗料の販売が好調に推移したことなどにより売上高は3302億13百万円(前年同期比15・8%増)と大幅に増加した。 利益面では製品値上げが浸透し、営業利益349億9百万円(同59・4%増)、税引前利益334億41百万円(同56・5%増)、四半期利益253億83百万円(同89・2%増)、純利益253億40百万円(同91・6%増)。

 通期(2023年1~12月)の予想は、売上高1兆4000億円(前期比7・0%増)。営業利益1400億円(同25・1%増)。税引前利益1340億円(同28・2%増)。純利益980億円(同23・4%増)。1株年間配当金13円(2円増配)。

日本塗装時報第2079号掲載記事

この記事は「日本塗装時報」2079号(2023年5月18日発刊)の掲載記事から一部抜粋したものです。全文は「日本塗装時報」に掲載しています。(年間購読の申し込みは→年間購読のご案内

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