日ペHD 20年通期予想を上方修正 中国建築用塗料など改善
日本ペイントホールディングス
日本ペイントホールディングスは8月20日、オンラインによる決算説明会を開き、2020年12月期の連結決算業績予想を売上収益7300億円(前回予想値より1・4%増)、営業利益660億円(同4・8%増)に上方修正したと発表した。中国子会社の建築用塗料事業の回復が見込めるほか、米ダン・エドワーズ社の業績改善が寄与する。
日本国内の連結売上収益は757億72百万円(同15・9%減)。 連結営業利益は53億37百万円(同80・5%減)。自動車用塗料、工業用塗料、汎用塗料分野とも新型コロナウイルスの影響で減少。家庭用塗料はDIY需要が好調で大幅に伸びた。
通期(2020年1~12月)の予想は、売上高7300億円(同5・5%増)。営業利益660億円(同15・5%減)。税引前利益650億円(同18・3%減)。純利益280億円(同23・7%減)。
日本塗装時報第2042号掲載記事