KMユナイテッド 建築塗装ロボの開発に着手
- 2019/9/18
- 塗料・塗装News
KMユナイテッド 建築塗装ロボの開発に着手
KMユナイテッド
KMユナイテッド(京都、竹延幸雄社長)は、建物内部の壁、天井、床などの塗装作業ができるロボットの開発に着手した。
危険の伴う天井の塗装や天井高の高い壁の塗装などの作業をロボットに置き換え、人間はより付加価値の高い意匠性や耐久性を求められる塗装作業や技能指導に集中できるようにし、建築現場の生産性を高めるのが狙い。2020年度に実用化を目指す。
技能情報を共有するSNSも
また、同社では慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント(SDM)研究科の白坂成功慶応大教授の協力を得て、職人の技能や人材育成手法などの情報を共有できるソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)を開発する。
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開発したSNSは建設業界の企業や従業員向けに広く提供し、建築業界全体の技術水準の底上げや人材採用の活性化につなげる。スマートフォンなどから簡単に閲覧できるようにするほか、分かりやすく伝えられるよう動画や仮想現実(VR)技術も活用する。
白坂教授は人工衛星「こうのとり」の開発にも携わったシステムデザインの第一人者。技能伝承をシステムとして体系化する上での監修などで協力する。
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日本塗装時報第2028号掲載記事