日ペHD 売上目標を前倒し達成へ 若月社長が中計進ちょく説明
日本ペイントホールディングス
日本ペイントホールディングスは3月16日、若月雄一郎共同社長が同社グループの中期経営計画(2021~2023年度)進ちょく説明会をオンラインで開催した。 同社では中計3年目の2023年度に売上収益1兆1000億円、営業利益1400億円を目標に設定した。
売上収益目標はグループ各社の自律的成長やM&Aの寄与により、本年度中に前倒しで達成する見込み。2022年の地域別(現地通貨ベース)成長見通しは日本10~15%、中国10~15%、アジア約10%、新規連結(インドネシア)約15%、オセアニア5%、米州約10%、その他10~15%とし、短信ベースで1兆2000億円を見込む。
営業利益目標は価格転嫁の進展などにより、中計目標を変更せず、202 3 年度に達成を目指す。中国およびアジアを中心に、各地での根強い塗料需要にシェア向上が加わることで、引き続き1桁台後半から10%台前半の自律的成長を想定。原材料価格の高騰が落ち着けば、2023年には値上げによるマージン改善が寄与し、追加のM&Aがなくても目標達成は可能としている。
日本塗装時報第2064号掲載記事
この記事は「日本塗装時報」2064号(2022年4月18日発刊)の掲載記事から一部抜粋したものです。全文は「日本塗装時報」に掲載しています。(年間購読の申し込みは→年間購読のご案内)