大日塗、栃木―大阪間を中継輸送に ドライバーの負担を軽減

新しく導入した20トントレーラー

 大日本塗料は、鈴与カーゴネット(静岡市、澤入哲雄社長)との協業により、長距離輸送に「中継輸送」を導入した。

 同社の生産・物流拠点は栃木県や大阪府など、東西に離れており、、従来の長距離輸送ルートでは、1日で業務を終えることが困難だった。

 今回、鈴与カーゴネットと運送ルートを共有し、静岡の中継拠点で荷物を引き継ぐことで、栃木―大阪間の輸送もドライバーが日帰りで運行できる。

 これにより、無理のない勤務時間を確保し、労働時間規制への対応にも効果を挙げている。

 また、従来同社では10トントラックで塗料を輸送していたが、20トントレーラーを導入。荷台を切り離すことができ、中継拠点でドライバーが交代する際も荷物の積み下ろしが不要になるなど、輸送効率を大幅に向上した。さらに、1回の輸送で運べる量が倍増するため、往復回数を減らすことができ、CO2排出量を約38%削減できるという。

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