関西ペイント 通期予想を上方修正 自動車・工業用が持ち直し
関西ペイント
関西ペイントの2020年4月~12月期連結決算は、売上高2649億22百万円(前年同期比14・9%減)、営業利益223億8百万円(同15・6%減)、経常利益248億91百万円(同15・5%減)、純利益125億34百万円(同22・8%減)。通期では自動車・工業分野などの需要が持ち直しており、原材料コストの低減もあって、売上高、利益予想を上方修正した。
日本国内の売上高は1063億55百万円(前期比9・5%減)。新車用分野は回復の動きが見られるが前年を下回った。工業分野は自動車部品向けや建設機械向けなどが生産調整による影響を受けた。建築分野は家庭用塗料の需要の高まりで増加した。
日本塗装時報第2048号掲載記事