アトミクスは減益に　道路用塗料は伸びる

アトミクス

　アトミクスの２０１９年４～６月期連結決算は、売上高22億76百万円（前年同期比０・８％減）、営業利益21百万円（同32・１％減）、経常利益28百万円（同27・０％減）、純利益12百万円（同37・１％減）。

　塗料販売事業の売上高は、22億31百万円（前年同期比０・０％減）。道路用塗料は、主力製品である路面標示材と視覚障がい者誘導用シートが順調に推移し前年を上回った。建築用・床用塗料は、設備投資の低迷により水性系、溶剤系ともに売上が伸びず前年を下回った。家庭用塗料は、インターネット通販は順調に伸長したが、主な流通であるホームセンターでの売上が低迷し、前年を下回った。

　施工事業の売上高は、45百万円（前年同期比27・０％減）。官公庁による工事発注は順調に推移したが、受注競争の激化や人件費等のコストの上昇が続き厳しい状況が続いている。床材工事の受注は低迷し前年を下回った。

　通期の予想は、売上高１１３億円（前期比９・５％増）、営業利益４億30百万円（同53・５％増）、経常利益４億40百万円（同46・１％増）、純利益３億円（同62・８％増）、１株年間配当金15円（据置）。

日本塗装時報第2028号掲載記事

【19年４～６月期決算】アトミクスは減益に

アトミクスは減益に　道路用塗料は伸びる