業界各団体長の年頭あいさつ-2(日塗商・海老名理事長)

塗料マイスター制度の実現へ

日本塗料商業組合 理事長 海老名 孝

 明けましておめでとうございます。

 皆様におかれましては、健やかな新年をご家族お揃いでお迎えのこととお慶び申し上げます。

 また、日頃より皆様には、日塗商の組合活動、運営に際しまして、ご指導、ご鞭撻を賜り、心より厚くお礼申し上げます。 さて、昨年5月に開催いたしました、当組合創立70周年記念式典・祝賀会には、ご来賓をはじめ、関係各位多数のご臨席を賜り、お陰様で盛会裡に終えることができました。改めまして皆様にお礼と感謝を申し上げます。

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 昨年を振り返りますと、5月に元号が令和と改元され、新天皇の即位に関わる一連の行事もつつがなく執り行われ、大変おめでたい雰囲気に包まれた一年でありました。その一方で、一昨年に続き、昨年も自然災害が多く発生いたしました。お亡くなりになられた方々には謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様には心よりお見舞いを申し上げます。

 昨今の異常気象では「未だかつて経験したことのない」や「数十年に一度の」という言葉が聞かれましたが、これらの言葉を最近は大変多く聞いている気が致します。世界的な規模の異常気象は地球温暖化が原因と言われている今、全世界が真剣に取り組まなければ地球環境の更なる悪化が懸念されます。

 そのような中で製販装の各団体が展開している遮熱塗料に代表される省エネ塗料の普及活動は大変重要であると考えます。

 米中の貿易摩擦も収まる気配がなく、更には日韓関係の急激な悪化、逃亡犯条例改正案に端を発した香港の民主化デモなど、東アジア情勢も予断を許しません。 国内では、10月に消費税率が引き上げられ、業種によっては駆け込み需要が見られたようですが、塗料販売業では目立った動きはありませんでした。また、11月20日には安倍首相の在職日数が憲政史上最長となりましたが、9月の内閣改造では組閣一ヶ月余りで二人の閣僚が辞任に追い込まれ、桜を見る会に関する問題など、足元でも不祥事が続き、長期政権のひずみが出てきたのではないかとも言われています。

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 私共の組合活動を顧みますと、当組合独自の認定制度であります「塗料マイスター制度」への取り組みでは、教材や試験問題の作成なども始まり、実施に向け具体的に進んできています。 青年部も3年目となり、富澤新会長の下、「新たなる一歩を踏み出そう~フュージョン~」をスローガンとして、日本塗装機械工業会との共同事業「次世代塗装チームラボ」をスタートさせるなど、ますます活発に事業を行っており頼もしい限りです。

創立70周年記念式典でも申し述べましたが、先人の方々のたゆまぬ努力によって迎えることができた創立70周年を一つの節目として、これから先、来るべき80周年、90周年、そして100周年に向けて、塗料販売業としての、日塗商組合員としての自覚と誇りを後継の方々に必ず引き継いでいかなければならないと、強く心に誓う次第であります。

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 今年は庚子(かのえ・ね)年です。十二支の最初である子年は変化が生まれる年、新しい何かが始まる年と言われています。株式市場でも「子年は繁」という格言があり、株価が上昇する傾向にあると言われています。まさにその年に東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。56年ぶりに東京で行われるオリンピック・パラリンピックの経済効果に期待しつつ、国民が心を一つにして応援したいと思っております。

 末筆ではございますが、今年が皆様方にとって幸多い年になりますことをお祈り申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。

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日本塗装時報第2051号掲載予定

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