大日塗「ケルビンα2・5」色材協会・技術賞を受賞
大日本塗料
大日本塗料が昨年商品化した、剥離抑制型変性エポキシ樹脂塗料「ケルビンα2・5)」が10月24日、2019年度色材協会賞(技術賞)を受賞した。
同塗料は、鋼橋・プラント設備など各種インフラ設備等の長寿命化に寄与することを目的に、四国総合研究所および塗料メーカー2社と共同研究を進めてきたもの。
従来の塗料は、塗膜の劣化に伴い補修塗装を繰り返す必要があったが、同塗料は四国総合研究所の研究成果に基づいて開発され、「塗り重ねるほどに剥離リスクが抑制できる」という、これまでの常識を覆す製品。
昨年11月、同社が先行販売して以降、大きな反響を呼んでおり、今後、鋼構造物の長寿命化に貢献することが期待されている。
日本塗装時報第2030号掲載記事