日ペHDグループ 米国に新工場建設
日本ペイントホールディングス/ニッポンペイントUSA
日本ペイントホールディングスのグループ会社、ニッポンペイントUSA(本社米国ニュージャージー州、藤田徹朗CEO)は、米国テネシー州チャタヌーガ市に新工場を建設する。
新工場は約6000万ドル(66億円)を投資し、米国、カナダ、メキシコの顧客に、電着塗料などの自動車用塗料を提供する。今回の投資により、米国で電着塗料の現地生産を開始する最初の工場として、最新の生産管理システムや生産技術を導入。デジタルと人の力の融合により、働きやすさと効率性を両立した先進的な工場を目指す。また、5~7年先にはテネシー州で150人の新規雇用を創出し、環境配慮型建物の認証であるLEEDを取得予定。
米国南部に拠点を持つことで、自動車塗料事業の基盤整備を促進し、米国自動車用塗料の市場におけるさらなるシェア拡大を目指す。
日本塗装時報第2029号掲載記事