女性ネットワークの会「KENTEN」に出展 アンケート踏まえ課題を討論
日本建築仕上学会・女性ネットワークの会

日本建築仕上学会・女性ネットワークの会(熊野康子主査)は8月26日・27日の2日間、大阪市住之江区のインテックス大阪で開催された建築材料と住宅設備の総合展「建展KENTEN2021」(主催・日本建築材料協会、他)に出展。会員企業の製品を紹介する共同ブースを設置したほか、建設現場で働く女性らによるトークイベントを行った。
特設コーナーでは関西ペイントの「アンチウイルステクノロジー」ブランド各製品、ロックペイントの抗ウイルス・抗菌塗料「ビニロックガードインテリア」などを紹介。ミドリ安全の「ワーク女子力」のコーナーではマタニティ作業服をはじめ、軽量の安全靴・ヘルメット、女性の身体にフィットするフルハーネス型安全帯などを展示した。

(※原氏に代わって松尾氏が登壇)

ウェブアンケートを実施 現場で働く304人が回答
女性ネットワークの会は今年3月~4月にかけて、全国の建設現場で働く女性を対象にWebアンケート調査を実施。これまでで最多となる304人が回答した。
「コロナ禍により改善された、良くなったと思うことは何か」という質問については、「テレワークにより働き方改革が実践できた」(42%)、「飲み会が減って健康的な生活に改善できた」(34%)との回答が多かった。他に「オンライン会議やセミナーが主流となり、移動の手間や時間が減少した」「デジタルツールの利用を避けていた世代も半ば強制的に習得できた」「満員電車になることが少なくなった」などの意見があった。
【お詫び】
本紙でトークセッションの登壇者の記述(写真下の説明)に誤りがありました。登壇者は熊野康子(フジタ)、桂嶋恵都(芦森工業)、松尾晶子(マナベ)、谷本亘・熊本好美(日野興業)、池田あい(ベクセス)、前沢知里(ロックペイント)、宮原悦子(クレアールソシオ)の各氏です。訂正してお詫びを申し上げます。
日本塗装時報第2056号掲載記事