日塗装会員の2019年度完工額 3.6%増の8551億円
日本塗装工業会
日本塗装工業会(北原正会長)がこのほどまとめた平成31・令和元年度塗装工事業者実態調査(令和元年9月1日現在)によると、同会会員の完成工事額の総額は8551億72百万円となった。前年度比で3・6%伸び、8年連続の増加。1事業所平均は3億82百万円で同4・2%増えた。
塗り替えは前年度比0・8ポイント増
新築・塗り替え別では新築が16・8%、塗り替えが83・2%で、塗り替えが前年度より0・8ポイント上昇した。
完成工事額を支部別にみると、大きい方から▽東京1931億58百万円(前年度比1・7%増)▽大阪819億60百万円(同12・6%増)▽神奈川713億57百万円(同2・7%増)▽山口574億1百万円(同8・1%増)▽愛知495億90百万円(同6・3%増)の順。
支部別の伸び率では▽京都(同32・6%増)▽岡山(同16・4%増)▽栃木(同13・3%増)▽大阪(同12・6%増)▽和歌山(同11・0%増)などが高く、30支部で増加した。
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新築・塗り替え工事別では、新築工事1391億74百万円(構成比16・8%)に対し、改修工事6870億62百万円(同83・2%)。 官庁・民間別では、官庁工事1067億87百万円(同13・0%)、民間工事7123億43百万円(同87・0%)で、前年度より民間工事の比率が6・5ポイント上がった。
民間工事の請負種類別では、元請工事2760億54百万円(前年度比0・2%増)、下請工事4132億24百万円(同0・1%増)で、40%の工事が元請。 構成別では、建築塗装4486億77百万円(構成比52・5%)、防水854億93百万円(同10・0%)、橋梁塗装704億91百万円(同8・2%)、タンク・プラント624億13百万円(同7・3%)、道路・ライン・土木コンクリート247億60百万円(同2・9%)、その他1631億82百万円(同19・1%)。
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日本塗装時報第2036号掲載記事