2020年のカラートレンド「健康」がキーワードに
関西ペイント/関西ペイント販売
「グローバルカーフォーキャスト2020 」
関西ペイントと関西ペイント販売は、日本国内の建築分野市場に向けたカラートレンド「関西ペイント グローバルカーフォーキャスト2020」を発表した。
同社グループでは、グローバルネットワークを最大限に活用し、ペインの魅力の一つである色彩に関する情報をグループ間で共有し、開発を行っている。同レポートは、世界の建築市場を対象に制作され、自国で20年以上トレンドカラーの発信を続けてきた南アフリカのカンサイ・プラスコン・アフリカ社が総合監修している。提案されたグローバルトレンドカラーは、グループ内各社での地域文化に合わせた1年間の色彩提案活動のベースとして活用される。
今回のキーワードは、「wellness(健康)」とし、今年は4つのストーリーに分けられたカラーパレット32色とその中から2020年を象徴する1色を選定した。 [ignore]
カラーコンセプトはグリーン「MulberryLeaf」
今年を象徴するカラーコンセプトに最も重要なカラーとなるのがグリーン「MulberryLeaf」。植物をイメージさせるグリーンは、安らぎを与え、部屋に取り入れることで空間が洗練された印象になる。
ストーリー1は「Gentle Serenity」(穏やかな静けさ)。注目を集めると予測される黄色系にフォーカスしたパレットで、中性的な魅力のチョークのようなパステルカラーを中心としている。
ストーリー2は「City to Surf」(都市から海岸まで)。Z世代(1995~2007年生まれ)が市場に影響をもたらし始め、新興経済が花開くときとし、カラーパレットは躍動感と華やかさをイメージする明るい色調で構成している。
ストーリー3は「Mellow Bohemian」(まろやかなボヘミアン)。自然が織りなす美しさや奇妙さ、民族による伝統工芸など独特の感性にインスパイヤされた色をイメージし、カラーパレットはエネルギッシュな色合いを持ち、黄金に輝く夕暮れや自然をイメージした。
ストーリー4は「Smoke&Mirrors」(巧妙な仕掛け)。自然界にある神秘的、ミステリアスな現象へ注がれる興味が起源で、深いダークブルーのカラーラインナップが充実したパレット。[/ignore]