日本ペイントHD 株主価値の最大化へ 中期経営方針を発表

日本ペイントHD 株主価値の最大化へ 中期経営方針を発表

日本ペイントホールディングス

若月雄一郎 代表執行役共同社長

 日本ペイントホールディングスは4月4日、若月雄一郎代表執行役共同社長が中期経営方針についてオンラインで説明した。要旨は次の通り。

 2021年3月に策定、発表した中期経営計画において23年に売上1兆1千億円、営業利益1千400億円、EPS45円と掲げた計画は結果として大きく上回ることができた。この3年間、非常に厳しい時期が続いたが、根強い市場需要、トップシェアを有するブランドの強さ、それに伴う価格転嫁力、またこうした中でも良質なM&Aを継続的に積み上げられたことにより力強い成長を達成することができた。

 この間、実践してきたアセット・アセンブラーモデルの要諦はオーガニック、インオーガニックの両方の持続的なEPSの積み上げを目指すものである。ローリスク・グッドリターンとなるアセットはグローバルにはまだまだ存在する。日本の優位性は低金利だけではなく、日本企業が買収者であるということの信頼感も含まれる。そうして取得したアセットのポテンシャルを最大限に引き出すことにより、オーガニックでも成長を加速させ、それがまた新たなアセットを呼び込むという循環により、株主価値の最大化を図る。


 中期的には事業ポートフォリオの連結売上収益は年率8~9%の成長、またEPSにおいては年率10~12%の成長の達成をしていくガイダンスを掲げた。同時に継続的にEPSを安全に積み上げられるM&Aを志向していく。 3年という期間を区切ったものではなく、毎年毎年が勝負であり、短期で業績を上げながら長期視点でのMSV(株主価値最大化)の実現を目指していく。

 日本は中期成長予想0~5%の見込みで、高機能・サステナビリティ製品の拡充や物価変動に柔軟に対応した価格政策、デジタルを活用したサプライチェーンの強化を図る。ニプシー中国はTUCの成長10~15%を見込み、特に3~6級都市でのさらなるシェア拡大を目指す。TUBは5%前後の成長を想定し、従来の新築向けに加えて、塗り替えや非住宅、インフラ向けを拡充・多様化する。

日本塗装時報第2092号(2024年4月18日)掲載記事


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