日本ペイント 新築用省工程塗装システムなど建築・重防食向け4製品発売
日本ペイント
日本ペイント(喜田益夫社長)は6月28日、建築・重防食塗料の新製品を発売した。1液反応硬化形シリコン系省工程塗装システム「ニッペALCワンデートップSi」、水性反応硬化形シリコン系塗料「ニッペキソエース」、水性剥落防止省工程メッシュシート工法「タフガードスマートO―DEメッシュ工法」の3製品。さらに7月下旬、厚膜2液形エポキシ樹脂床用下地調整材「ニッペクリンカラーEレジモルクリヤー」を発売する。
「ALCワンデートップSi」
新築外壁ALC面、PC面、RC面の下塗り・上塗りが2工程で可能な1液反応硬化形シリコン系仕上材・省工程塗装システム。耐候性・低汚染性に優れ、外壁の美観を長期間維持する。
▶「ニッペALCワンデートップSi」(日本ペイントホームページ)
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基礎専用シリコン塗料「キソエース」
建物のコンクリート基礎部分の中性化抑制効果を発揮する基礎部分専用塗料。高い中性化抑制能力でコンクリートの長寿命化を図り、シリコン系塗膜により優れた耐候性を発揮する。また塗膜の透湿性により背面からの水分影響を緩和。コンクリート基礎部分に発生しやすい塗膜の膨れや剥離を抑制する。ウールローラーを用いた平滑仕上げ、砂骨ローラーを用いたゆず肌(ライトウェーブ)模様仕上げが可能となっている。
▶「ニッペキソエース」(日本ペイントホームページ)
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「タフガードスマート O―DEメッシュ工法」
橋梁などコンクリート構造物のコンクリート剥落防止対策を全工程水性化。水性のため保管数量に制限がなく、施工現場での火災に対する安全性が向上する。首都高速道路「橋梁構造物設計要領コンクリート片剥落防止編」(平成26年8月)の剥落防止工の評価基準A種の耐荷性に合格。塗り重ね乾燥時間が短く、5工程が最短2日で施工できる。
▶「ニッペタフガードスマートO-DEメッシュ工法」(日本ペイントホームページ)
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「クリンカラーE レジモルクリヤー」
厚膜(トータル膜厚約5~6ミリ)の仕上げが可能な床用塗料。フォークリフトなどの重量物が通行する工場内部の床面塗装仕上げに適している。新設床に加え、既存床の欠損部の補修にも使用が可能。上塗りに「ニッペクリンカラーE20・コテ用」を使うことで着色や防滑仕上げもできる。
▶「ニッペクリンカラーEレジモルクリヤー」(日本ペイントホームページ)
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日本塗装時報第2053号掲載記事