|日本ペイントHDは29%増 収欧州2子会社の収益寄与
日本ペイントHD
日本ペイントホールディングスが8月10日発表した2022年1~6月期連結決算(国際会計基準)は、欧州塗料メーカー2社(クロモロジー社、ユーブ社)の子会社化や円安の影響に加え、主力事業である中国の汎用塗料が継続的な製品値上げ効果などが好調に推移したことで売上収益は6220億49百万円(前年同期比29・1%増)と大幅な増収。
日本国内の連結売上収益は874億66百万円(同1・0%増)、連結営業利益は25億33百万円(同64・1%減)。自動車用塗料は前年同期を下回った。工業用塗料は新設住宅着工戸数など市況が堅調。汎用塗料は市況の改善が進み増加した。
通期(2022年1~12月)の予想は売上高1兆3200億円(前期比32・2%増)。営業利益1050億円(同19・8%増)。税引前利益1000億円(同15・7%増)。純利益720億円(同6・6%増)。1株年間配当金11円(1円増配)。前回発表時より、売上収益を上方、利益を下方に修正した。
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日本塗装時報第2069号掲載記事
この記事は「日本塗装時報」2069号(2022年8月18日発刊)の掲載記事から一部抜粋したものです。全文は「日本塗装時報」に掲載しています。(年間購読の申し込みは→年間購読のご案内)