ゼネコン大手の2021年4~12月期決算

ゼネコン大手の2021年4~12月期決算

鹿島建設/大成建設/清水建設/大林組

鹿島は増収だが営業減益 通期予想を上方修正

 鹿島建設の2021年4~12月期連結決算は、売上高1兆4825億78百万円(前年同期比6・7%増)、営業利益886億55百万円(同11・7%減)、経常利益1068億9百万円(同4・2%減)、純利益814億23百万円(同6・4%増)。

 通期の業績予想は売上高2兆800億円(前期比9・1%増)、営業利益1175億円(同7・7%減)、経常利益1440億円(同3・1%増)、純利益950億円(同3・6%減)、1株年間配当金54円(据置)。前回公表時より売上高、純利益とも上方修正した。

大成は増収減益 受注は土木・建築とも増加

 大成建設の2021年4~12月期連結決算は、売上高1兆59億67百万円(前年同期比3・2%増)、営業利益518億10百万円(同37・0%減)、経常利益585億55百万円( 同32・6 % 減)、純利益405億42百万円(同29・1%減)。

 通期の予想は売上高1兆6400億円(前期比10・8%増)、営業利益900億円(同31・0%減)、経常利益930億円(同31・6%減)、純利益630億円(同31・9%減)、1株年間配当金130円(据置)。

清水は純利益57%減 工事採算が低下

 清水建設の2021年4~12月期連結決算は、売上高1兆33億28百万円(前年同期比2・6%減)、営業利益246億25百万円(同65・1%減)、経常利益299億20百万円(同60・2%減)、純利益235億35百万円( 同57・4%減)。

 通期の業績予想は売上高1兆9600億円(前期比10・9%増)、営業利益345億円(同72・0%減)、経常利益400億円(同68・9%減)、純利益350 億円(同64・6%減)、1株年間配当金32円(据置)。

大林は46%減益 国内大型建築工事は堅調

 大林組の2021年4~12月期連結決算は、売上高1兆3761億41百万円(前年同期比7・8%増)、営業利益461億5百万円(同46・9%減)、経常利益527億46百万円(同42・1%減)、純利益383億72百万円(同46・1%減)。

 通期の業績予想は売上高1兆9600億円(前期比10・9%増)、営業利益345億円(同72・0%減)、経常利益400億円(同68・9%減)、純利益350 億円(同64・6%減)、1株年間配当金32円(据置)。

日本塗装時報第2062号掲載記事

この記事は「日本塗装時報」2062号(2022年2月18日発刊)の掲載記事から一部抜粋したものです。全文は「日本塗装時報」に掲載しています。(年間購読の申し込みは→年間購読のご案内

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