兵塗装総会 中西理事長「さらなる会員サービスの拡充を」
- 2025/5/19
- 団体・組合

兵庫県塗装工業協同組合(中西優理事長)の第63回通常総会は5月9日、神戸市中央区のエスタシオン・デ・神戸で開かれ、令和6年度事業報告・決算、令和7年度事業計画・予算案を承認した。
冒頭、中西理事長は「多くの企業が生産コストの上昇による収益圧迫に苦しんでいる。特に私たち中小企業、小規模事業者は価格転嫁が難しく、人材不足が深刻化しており、賃金引き上げを求める声が高まる中、対応に苦慮している。昨年度は組合員の協力により、主要な事業である検定事業・ものづくり体験学習を例年通り行うことができ、親睦コンペも実施した。世界が大変なスピードで変化していく社会情勢に対して、建設業界への影響は今後どうなるのか、不確実なところも多い。こんな事態であるからこそ、さらなる会員サービスの拡充、運営方針の見直し等、立ち止まることなく、前進することを約束する」とあいさつした。
総会終了後は日塗装兵庫県支部との合同懇親会を開催した。理事長、支部長のあいさつのあと、顧問の伊藤栄介兵庫県議会議員、藤本哲也参議院議員加田裕之事務所秘書、近藤健一兵庫県産業労働部能力開発課副課長、鳥谷直由神戸市経済観光局経済政策課雇用・労働担当課長が祝辞を述べ、高山一男兵庫県塗料商業協同組合副理事長による発声で乾杯。盛会のうちに杉本俊文理事による閉会の辞で締めくくった。
日塗装兵庫県支部総会

兵庫県塗装工業協同組合の総会に先立ち、日本塗装工業会兵庫県支部(廣川司支部長)の令和6年度通常総会が開かれ、令和6年度事業報告・決算、令和7年度事業計画・予算案を承認した。