日塗商「塗料マイスター」予想上回る好調な滑り出し

日塗商「塗料マイスター」予想上回る好調な滑り出し

日本塗料商業組合

 日本塗料商業組合(竹田明理事長)は1月18日、東京都内で開いた第197回理事会で、塗料マイスターハンドブックおよびスタンダード検定の申込状況を報告した。それによると、ハンドブックは2680部(支部支給分を含む)、検定は1236人の申し込みがあり、当初の予想を大きく上回った。7年の準備期間を経てスタートした塗料マイスター制度は「組合に加盟している意味、意義を認識し、社会的地位向上を目指す制度」(竹田理事長)として幅広い活用を図る。

 このほか同理事会では、経営委員会(高山一男委員長)より第4回「組合員の声アンケート」の設問(塗料マイスターハンドブックおよび検定)、情報委員会(青山茂委員長)より「塗料ナビ」について報告があった。 従来の塗料商品名集に代わる「塗料ナビ」は、塗料メーカー(23社)のウェブサイトより収集した情報から検索する。システムはほぼ完成しているが、進化が著しい「生成AI」を組み込んだ検索システムを検討しており、使用時評価を含め100人程度のメンバーを絞り、3月にテスト導入を予定している。

この記事は「日本塗装時報」2089号(2024年1月18日発刊 )の掲載記事から一部抜粋したものです。全文は「日本塗装時報」に掲載しています。(年間購読の申し込みは→年間購読のご案内

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