エスケー化研「SKタイカコートHS」 梁の1・5時間耐火認定を取得

 エスケー化研の2液反応硬化型耐火塗料「SKタイカコートHS」は、このほど梁(H400×200×8×13以上)の1・5時間耐火(3・5㎜厚)の大臣認定を新たに取得した。

 昨年改正された建築基準法では、柱·梁の耐火時間に1・5時間、2・5時間耐火が新たに導入された。

 それぞれ最上階から数えて4層目までが1時間以上、5層目から9層目までは1・5時間以上、10層目から14層目までは2時間以上、15層目から19層目までは2・5時間以上、20層目より下は3時間以上の耐火性能が必要となった。

 従来、1時間耐火(膜厚1・0㎜)が、2時間耐火(5・4mm)になると膜厚が大幅に上昇していたが、法改正を受けて1・5時間耐火に対応することにより、膜厚が2・0㎜となり、5階から9階建ての建物で大幅なコストダウンを可能にした。

 「SKタイカコートHS」は速乾性、厚付け性、耐久性に優れた次世代型耐火塗料。今回の1・5時間耐火認定の取得により、採用機会の一層の拡大を図る。

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