仕上塗材の基礎知識テーマに 湿仕技センターとNSKが講演会
- 2024/4/18
- 団体・組合
- NSK, 湿式仕上技術センター
仕上塗材の基礎知識テーマに 湿仕技センターとNSKが講演会
NPO法人湿式仕上技術センター/日本建築仕上材工業会
NPO法人湿式仕上技術センター(原田進理事長)と日本建築仕上材工業会(NSK、藤井実広会長)は、3月8日東京・日比谷コンベンションホールで、3月19日大阪・建設交流館グリーンホールで、「建築用仕上塗材の基礎知識」と題したCPDプログラム認定の講演会をそれぞれ開いた。
大阪会場では、開会にあたり印藤道広・NSK企画総務委員長は「この講演会は例年執り行われていたが、新型コロナウイルスによる行動制限で開催が出来なかった。ようやく行動制限も撤回され、今回5年ぶりに開催することができた。当工業会は建築仕上材のメーカーの団体であり、より優れた製品・工法等、促進しながら業界の健全な発展のため、建設業界や社会全般に貢献する目的として普及活動をしている。今回はその一環として建築用仕上塗材の基礎知識について講演させていただくことになった。塗材は専門性も高く、材料や工法等のご理解をいただくのは難しかったが、この講演会を通じて建築仕上塗材についてご理解いただき少しでも皆様の事業にお役に立てればと思う。
また、建設業界では原材料の高騰や資材の供給不足、人手不足、さらに2024年問題など様々な課題を抱えているが、今年はパリオリンピックの開催の年であり、日本中が歓喜に沸いて勇気と希望と感動を与えてもらえるだろう。関西においては2025年の関西万博の開催もあり、経済波及効果も期待しながら、当工業会も少しでも貢献できるよう尽力する所存である」とあいさつ。 講演では、則竹慎也氏(菊水化学工業)が仕上塗材の材料(役割、構成、製造方法など)、原直樹氏(スズカファイン)が仕上塗材の施工(塗装方法、塗装の条件、塗装時の問題点など)について説明した。
日本塗装時報第2092号(2024年4月18日号)掲載記事