中国塗料は増収減益 通期利益予想を下方修正
中国塗料
中国塗料の2021年4~12月期連結決算は、売上高621億43百万円(前年同期比1・4%増)、営業利益8億62百万円(同83・6%減)、経常利益13億65百万円(同74・3%減)、純利益4億60百万円(同86・5%減)。原材料高騰の影響に加え、連結子会社の退職金の計上漏れに関する費用計上により大幅減益になった。
通期の予想は、売上高830億円(前期比0・7%増)、営業利益5億円(同92・3%減)、経常利益10億円(同84・3%減)、純利益3億円(同90・9%減)、1株年間配当金35円(1円増配)。原材料価格の高騰が長期化する中、原価押し上げ影響が想定よりも大きくなっているほか、製品価格への転化が遅れ、前回発表時より利益を下方修正した。
日本塗装時報第2062号掲載記事
この記事は「日本塗装時報」2062号(2022年2月18日発刊)の掲載記事から一部抜粋したものです。全文は「日本塗装時報」に掲載しています。(年間購読の申し込みは→年間購読のご案内)