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- 日本ペイントマリン 低摩擦型船底塗料が環境大臣表彰を受賞
日本ペイントマリン
世界初の「ウォータートラッピング技術」
日本ペイントマリンは、「低摩擦型の船底塗料の普及による燃費及びCO2の削減」のテーマが環境省の令和元年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰「対策技術先進導入部門」に選ばれた。
今回受賞した取り組みは、マグロの皮膚をヒントに水の流動抵抗を低減させる「ウォータートラッピング技術」を世界で初めて開発し、船舶の運航燃料の大幅な削減を実現したもの。低摩擦型の船底塗料は、今年6月時点でシリーズ累計2900隻以上の船舶に採用 受賞に際し、白幡清一郎社長は「今回の受賞は、2007年に環境対応型の製品であるLF―Seaシリーズを発売以来、その商品がグローバルで普及した実績を評価されたことに意義があると感じている。当社は、先端環境製品を世界中に提供できる企業を目指しており、今後も、船舶塗料で環境に貢献したい」と述べた。
日本塗装時報第2031号掲載記事