関リ協 スキルアップセミナー開く
関西リニューアル協議会
南海トラフ巨大地震などテーマに
関西リニューアル協議会(阿部義久理事長)は10月5日午後、大阪市内で2019年スキルアップセミナーを開催した。
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開会にあたり、阿部理事長は「このセミナーは同じ業界で暮らす人が共通する話題を取り上げ、現場の人には参考になると毎回好評を得ている。本日は恒例の現場こぼれ話ほか、大阪管区気象台から新納様にお越しいただき、近く発生が予想される南海トラフ大地震について講演していただき、その対策を考えることにした」とあいさつした。
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「現場こぼれ話」では、まず建装工業関西支店の森重裕世氏が、現場代理人としての経験談を披露した。その中で、トラブルを避けるには常に相手と直接話しコミュニケーションを密にすることが大事であること、近年は女性の現場代理人が増え、住民からも「娘のようで話やすい」と好評なこと、働き方改革の一環として土曜休工を進めていることなどを説明した。
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次にビケンテックの實松亮介氏が、バルコニー・廊下に置かれているエアコン室外機の取り扱い、足場からの侵入防止対策、近隣からの騒音苦情への対策などを説明。最近では若い住民から「作業状況や洗濯情報をウェブで確認したい」との要望が多く、工事進ちょくサイトを立ち上げ、QRコードを入れた広報を配布していることを紹介した。
次いで青木亨金融保証委員長が保障制度や近年の事故事例を報告した。このあと大阪管区気象台気象防災課の新納孝寿氏が「南海トラフの巨大地震とは」のテーマで講演した。
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日本塗装時報第2029号掲載記事