大阪昭和会 塗装奉仕・健診を柱に 田伏会長「新たなスタートを」
大阪昭和会
大阪昭和会(田伏昭一会長)の総会は4月16日午後、エル・おおさかで開かれた。
冒頭、田伏会長はまず昨年度を振り返り「長期間にわたる新型コロナウイルス感染症の影響により、大阪昭和会も活動縮小を余儀なくされ、集まることさえも困難であった。その中でも今できることを考え行動し、活動を支えてくれた会員の皆様には敬意を表するとともに感謝する。新型コロナは昨年5月に5類に移行されたことで委員会活動を始め、大阪昭和会の柱である塗装奉仕活動、健康診断奉仕活動を制限なく再開することができた」と報告。今後の活動について令和6年度はより一層変化し、大阪昭和会らしい活動を進めていく」と述べ、諸課題に取り組む意思を示した。
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続いて、来賓の大阪府塗装工業協同組合小掠武志理事長、日本塗装工業会大阪府支部松田勝巳支部長があいさつ。小掠理事長は「世界的にも非常に不透明な状況である中、4月からの働き方改革は塗装組合にも影響があり、一人親方や職人さんがどうやって生活していくのかという問題に直面している。近畿地方整備局や労働局などへ、我々も声を上げて尽力していきたい。私自身も昭和会には平成2年に入会し、21 年間お世話になっている。昭和会のモットーは『よく学び・よく遊び』であり、これは私が入会した頃から先輩方から教わっていた。今は大変な時代だと思うが、会長を中心に会の発展のために尽力していただければと思う」と述べた。
松田支部長は「塗装業界では昭和会出身の方々が多く活躍されている。今後の活性にも昭和会の若い力が必要なので、業界を盛り上げていっていただきたい」と励ました。議事では令和5年度事業報告、会計報告、会計監査報告、令和6年度事業計画、予算を原案通り承認した。新規入会者は奥村健一( 協榮リノベイション)、関藤直美(マナベ)の2名。
日本塗装時報第2093号(2024年5月18日号)掲載記事
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