水谷ペイント ウェブで新製品を発表 抗ウイルス光触媒塗料など発売

水谷ペイント ウェブで新製品を発表 抗ウイルス光触媒塗料など発売

 水谷ペイント(大阪市淀川区、水谷成彦社長)は3月14~18日の4日間、「2022年度WEB新製品発表会」をユーチューブ動画配信形式で実施。4月1日発売の抗ウイルス光触媒水系内装用塗料「ACコートW」、床用「ACコートF」について説明したほか、昨年発売した「NADポリマSi」「ユーロテックス」「ルーフピアニ」の施工実績、創業100周年の歴史、6月中旬に発表予定の新製品を紹介した。

暗所でも効果「ACコート」

 内装用「ACコートW」、床用「ACコートF」は、同社が経済産業省、金沢工業大学、大阪産業技術研究所とともに共同開発したミクロンサイズのクラスター型光触媒「ACパウダー」を採用した抗ウイルス水性塗料。光触媒と無機系抗菌・抗ウイルス剤のハイブリッドにより、暗所や光が少ない場所でも効果を発揮する。防カビ・防藻、消臭などの機能性も有する。

 提案色は、内装用がN70以上の淡彩色9色、床用はやや濃いめのグレー、ベージュなど5色。1平米あたりの設計単価は、内装用が3100円、床用が3200円。

発表資料より抜粋

6月に新製品発表会開催

 水系床用2液型ウレタン樹脂塗料(名称未定)と、水系1液型外装用フッ素樹脂塗料「パワーフロンW」(仮称)の2製品を、6月中旬開催予定の新製品発表会で発表する。

 新ウレタン樹脂塗料は、同社独自の2液硬化システム「SystemM」を採用。▽容易に攪拌(かくはん)できる▽低コスト▽速乾性―などの特長がある。「パワーフロンW」は、高耐久性の水性1液型無機系フッ素樹脂塗料。新技術「ツインパワーHALS」と「ハニカムレジン」を採用した。

 他に、弱溶剤2液型変性エポキシ樹脂プライマー「エポックマイルド」を扱いやすい16㎏セットにした「#2000N」を4月に発売。屋根用塗料「ルーフピアニ」の「つや消色」を6月頃に発売する予定。

・プレミアム会員 2ランクを追加

同社では一定数以上の施工実績のあるパートナー施工店を対象に、プレミアム会員認定を行っているが、この度「プラチナクラス」と「ダイヤモンドクラス」の2ランクを追加した。

日本塗装時報第2064号掲載記事

この記事は「日本塗装時報」2064号(2022年4月18日発刊)の掲載記事から一部抜粋したものです。全文は「日本塗装時報」に掲載しています。(年間購読の申し込みは→年間購読のご案内

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