大日本塗料の腐食防止塗装システム 国交省の有望技術に採用
大日本塗料
大日本塗料の腐食防止対策用塗装システム「ポールダンサーシステム」がこのほど、国交省が公募した「新たな道路照明に関する技術」として選出された。
同システムは、道路標識や照明設備といったコンクリート面に設置された鋼材付属物の地際や支柱部分の腐食防止対策に効果的な塗装システム。湿潤面・錆面への施工も行えるため素地調整から上塗りまでの塗装間隔が短く、最短1日での施工が可能となっている。
ひび割れ追従性、環境遮断性などの性能により、道路照明の支柱基礎部に腐食抑制・耐久性向上を付与。長期的に道路照明を保護し、支柱倒壊のリスク低減、ライフサイクルコスト低減にも繋げられる。
国交省は同システムについて「降雨後など照明ポール支柱基部が湿潤面状態および支柱基部隙間に水分が内在している場合でも施工が可能など、柔軟な現場対応が期待できる」と評価した。
日本塗装時報第2056号掲載記事
この記事は「日本塗装時報」2056号(2021年9月18日発刊)の掲載記事から一部抜粋したものです。全文は「日本塗装時報」に掲載しています。(年間購読の申し込みは→年間購読のご案内)