塗料メーカー各社の2024年3月期決算(7)エスケー化研
エスケー化研は純利益118億円 仕上塗材・耐火材が堅調
エスケー化研の2024年3月期連結決算は、売上高1008億83百万円( 前の期比5・5 %増)、営業利益120億85百万円(21・6%増)、経常利益170億58百万円(同33・2%増)、純利益118億25百万円(同30・9%増)。1株当たりの期末配当金は135円(特別配当15円)とし、前回発表時より55円増配する。
建築仕上塗材事業の売上高は896億41百万円(同4・7%増)で前年同期に比べ40億58百万円の増収。利益は131億48百万円(同18・1%増)で同20億16百万円の増益。リニューアル市場において超耐久性塗料や超低汚染機能で差別化された省エネタイプの遮熱塗料等を拡販した。
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耐火断熱材事業の売上高は94億61百万円( 同22・7%増)で前年同期に比べ17億50百万円の増収。利益は、13億93百万円(同56・2%増)で同5億1百万円の増益。都市部の再開発事業は堅調。その他の事業の売上高は17億80百万円(同22・2%減)で前年同期に比べ5億6百万円の減収。利益は、1億27百万円(同18・2%増)で同19百万円の増益。
2025年3月期の予想は、売上高1030億円(前期比2・1%増)、営業利益122億円(同0・9%増)、経常利益137億円(同19・7%減)、純利益95億円(同19・7%減)、1株年間配当金120円。
日本塗装時報第2093号(2024年5月18日号)掲載記事
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