日ペ 劣化状況を目視で点検 コンクリートの剥落防止工法
日本ペイント
はく落防止と維持管理を両立する
日本ペイントは、はく落防止と維持管理を両立する下地コンクリート視認性はく落防止工法「タフガードスマートVCメッシュ工法」を開発した。
従来、コンクリートのはく落事故対策は、メッシュシートで保護する工法が一般的だが、躯体が完全に隠ぺいされるため、維持管理の際に躯体の劣化状況を目視で点検することが困難だった。
同工法はメッシュシートの貼り付けと保護を特殊クリヤーパテで行うため、躯体の視認性が確保され、目視点検による維持管理を可能にした。また、4工程で最短1日施工が可能で、従来の繊維シート工法(5工程2~3日)と比べ、施工日数を1~2日短縮できる。
日本塗装時報第2030号掲載記事