大日塗、湖南市に新物流拠点 高層自動ラック倉庫を導入 保管・輸送効率を向上 

自動ラックを導入した新設倉庫

 大日本塗料は、滋賀県湖南市に新たな物流拠点(大日本塗料滋賀事業所、ニットサービス本社および滋賀サービスセンター、日東三和塗料本社および工場)を新設、1月5日から営業を始めた。これまで関西エリアに分散していた物流機能を集約し、一本化した。
 新拠点は生産子会社である日東三和塗料の敷地2万8738平米に、事務所棟や倉庫棟、集荷場所、梱包室など7つの建物(延床面積5687平米)を新設した。所在地は湖南市石部3-3-1。
 主要幹線道路へのアクセスに優れる立地を生かし、製造から保管、出荷までの一連の流れを整理することで、保管容量を従来比で約20%拡充させた。
 危険物倉庫と一般物倉庫を各2棟新設し、うち各1棟に高層自動ラック倉庫を導入した。高層自動ラックは、保管から入出庫までを一体で自動制御。天井空間を活用した立体保管により、同じ敷地面積でも多くの商品を保管できるほか、入出庫作業を省人化した。
 入出庫および在庫管理には、ハンディターミナルを用いた検品・管理システムを採用し、作業の標準化とヒューマンエラーの抑制を進め、作業精度と業務効率の向上を図った。
 一般倉庫と定温倉庫を同一拠点内に併設することで、常温品から温度管理が必要な商品まで幅広く対応可能な保管体制を整備した。商品特性に応じた適切な保管と一元管理を行うことで、まとめ配送による輸送効率の向上にも寄与する。
 運送業者の負担軽減にも配慮し、積み下ろしの自動化やトラック待機場所、休憩所の整備により、快適な労働環境を整えた。
 また、施設自体にもグループの技術を結集。自社の高耐候性塗料やDNライティングの照明器具、シンロイヒの視認性の高い路面標示材を採用した。
 このほか、太陽光パネルによる再生可能エネルギーの活用など、環境負荷低減にも取り組んでいる。
 今後、グループ内だけでなく、外部の取引先に対しても保管や荷役業務を含む物流サービスの提供を進める。保管容量の拡充を通じて、外部顧客のニーズにも対応し、他社との共同配送を推進する。

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