イサム塗料東京地区新年会 北村社長「水性塗料への移行で成長を」

あいさつする北村社長

 イサム塗料(北村倍章社長)と東京地区イサム会(北原和夫会長)、イサム塗料東京支店(齊藤滋治支店長)は1月8日、第一ホテル東京で、新年賀詞交歓会を開催した。

 あいさつに立った北村社長は、昨年を振り返り「2025年は物価高止まりが続き、物流面では労働時間規制によるドライバー不足や運送効率の低下が経営に大きな影響を与えた一年だった。弊社では労働災害防止のため、滋賀工場に体感型研修施設『安全道場』を設立した。巻き込まれや爆発などの事故を体感できる4つの装置を備え、従業員の危険予知能力向上を図っている。この施設は社外にも広く開放しており、特約店の皆様にはユーザーへの安全講習の場として提案いただくなど、CSR活動や商機拡大に活用していただきたい」と述べた。

 2026年のスローガンは「チャレンジあふれる働き方と新たな価値で未来を変える」。「慣習にとらわれない新しい発想で変革を推進し、お客様の課題を解決することで、新たな価値の創造と未来の原動力を生み出していく」という決意を込めた。

 具体的な製品展開としては「車両工業用分野では、水性塗料『クロノスHD』『アクアスドライ』などの導入が最優先課題。建築分野では『アクアプレシャス』による物件獲得を推進する。特に水性塗料への移行は、生き残りをかけた成長戦略で、環境負荷低減だけでなく、作業負荷を減らすことで深刻な人手不足に対する解決策にもなり得る」とした。

 AIやデジタルツールの活用に関しては「弊社はYouTubeやデジタルカタログ等の情報発信に注力しているが、現場の課題解決には人間にしかできない対面サポートが不可欠である。AIやデジタルツールを敵とするのではなく、戦略的に使いこなして業務を効率化し、それによって生まれた時間を『お客様との深い対話』に充てることが、生き残りの鍵となる」と指摘。「メーカー、特約店が自らを変革し、ともに新たな価値を届けることで、製・版・装が一体となって業界の未来を変えていきましょう」と結んだ。

 このあと、2026年の経営スローガンを全員で唱和した。

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