【だめひろい】民間工事はいまだ回復途上 労務費のダンピングを防げ
▼「コロナ禍にもかかわらず健闘した」のか「やはり影響は大きかった」のか、『日塗装』誌2023年第1号に掲載された令和4年度実態調査の結果は判断が分かれるところだ。完成工事総額の8897億円は、コロナ禍前の実績である令和2度の8931億円とほぼ同じになった。ただ、2年前に比べると、いくつかの点で違いがある。その一つは、官庁工事が多くなったことだ。官庁工事は全体の16・1 %だが、2年前より2ポイント近く増えている。金額でも12%増と堅調だ。これに対し、民間工事は3・2%減っている。
日本塗装時報第2079号掲載記事
この記事は「日本塗装時報」2079号(2023年5月18日発刊)の掲載記事から一部抜粋したものです。全文は「日本塗装時報」に掲載しています。(年間購読の申し込みは→年間購読のご案内)