集改センター 「集改塾」公開セミナー開く 現場代理人ら対象に
NPO法人集合住宅改善センター
「塗装工事」「防水工事」などを解説
NPO法人集合住宅改善センター(松山功代表理事)は8月7日、集改塾「第2回公開セミナー―修繕工事に関する専門知識&施工技術講習会」を開催した。
同センターでは、マンション改修工事に携わる技術者・営業担当者らのスキルアップを図り「集改塾」を毎月開いているが、材料メーカーの協力を得て昨年に続き公開セミナーを実施したもの。
[ignore]
冒頭、松山代表理事は「5年前、賛助会員の社員を対象に『集改塾』を始めた。私は新築の設計を経て20年ほど前からマンション改修のコンサルタント業務に移ったが、現場に携わっている担当者の技術が低く、知識が不足していることを強く感じた。
ゼネコンに入社する人は大学や専門学校で建築を学んだ人が大半だが、改修業の場合、必ずしもそうではない。大学の文系を出た人などは今まで学ぶ機会がなかったのが現実だと思う。学ぶ機会さえ与えれば改修業の何たるか、面白みも分かるはずである。それで始めたのが『集改塾』だった。昨年から賛助会員以外にも対象を広げ、より多くの人に参加していただくことにした。これを機会に自分自身でも勉強し、仕事に役立ててほしい。
セミナーでは新入社員から5年目程度までを対象に基礎知識を中心にした。さらに勉強を希望する方は、毎月第1水曜日の午後7時から8時半まで、大阪建築会館3階の会議室で開いている集改塾にぜひ参加していただきたい」とあいさつした。
[/ignore]
セミナーに移り、「下地補修・シール」(コニシ)、「塗装工事」(日本ペイント)、「防水工事」(田島ルーフィング)を各メーカー担当者が説明した。
日本塗装時報第2028号掲載記事