日ぺIC、実証実験に塗料提供 万博来場者を自動運転で輸送

日ぺIC、実証実験に塗料提供 万博来場者を自動運転で輸送

日本ペイント・インダストリアルコーティングス

動運転を行う京王電鉄バス

 日本ペイント・インダストリアルコーティングスは、大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)が行う2025年大阪・関西万博会場への来場者輸送に向けた自動運転の実証実験にターゲットラインペイントを提供する。GPSの入りにくい場所での「ターゲットラインペイント」を用いた自動走行を検証する。

 同塗料は自動運転車両に搭載されるLiDARセンサーで認識でき、塗装面を認識・追従することで自動走行を実現する。走行経路に塗装するだけで自動運転用のインフラ整備が可能となるため、導入コストやメンテナンスコストの削減が見込めるほか、GPSが入りにくい場所での自動運転を可能になる。また、アスファルトと同化しやすい色のため、道路の路面標示と誤認するリスクがない。

西新宿路線バスでも5G活用し実証実験

 同社では、東京・西新宿エリアでも1月から路線バスを用いた自動運転の運行実証に協力する。運行区間は、新宿駅西口( 地下) ~都庁第一本庁舎~都庁第二本庁舎~新宿駅西口。

日本塗装時報第2075号掲載記事

この記事は「日本塗装時報」2075号(2022年1月18日発刊)の掲載記事から一部抜粋したものです。全文は「日本塗装時報」に掲載しています。(年間購読の申し込みは→年間購読のご案内

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