日塗装会員の令和2年度完工額 9年連続の増加
日本塗装工業会
日本塗装工業会(北原正会長)がこのほどまとめた令和2年度塗装工事業者実態調査(令和2年9月1日現在)によると、同会会員の完成工事額の総額は8931億8百万円となった。前の年度に比べ4・4%伸び、9年連続の増加。1事業所平均は4億9百万円で同4・9%増えた。
ただ、今回の調査では昨年3月期決算の事業所が多く含まれるため、コロナ禍の影響は来年度以降に表れると予想される。新築・塗り替え別では新築が16・5%、塗り替えが83・5%で、塗り替えが前年度より0・3ポイント上昇した。

新築・塗り替え工事別では、新築工事1418億26百万円(構成比16・5%)に対し、改修工事は7180億56百万円(同83・5%)。
官庁・民間別では、官庁工事1223億48百万円(同14・2%)、民間工事7365億68百万円(同85・8%)で、前年度より官庁工事の比率が1・2ポイント上がった。
日本塗装時報第2051号掲載記事
この記事は「日本塗装時報」2051号(5月18日発刊)の掲載記事から一部抜粋したものです。全文は「日本塗装時報」でご確認ください。(年間購読の申し込みは→年間購読のご案内)