関西ペイント 本社オフィスを移転
関西ペイント
新社屋 コミュニケーションを効率化 多様な働き方にも配慮
(一部既報)関西ペイントは昨年末、本社オフィスが移転した。グローバル本社は大阪駅前のツインタワーズ・サウス28階、セールス部門は新大阪駅に近いヴィアノード新大阪の新オフィスで、それぞれ業務がスタートした。
従来の本社ビルは10階建ての社屋に各部門が分かれていたため、コミュニケーションが取りにくかったが、グローバル本社は1フロア、新大阪フロント・オフィスは2フロアに部門を集約し、部門間のコミュニケーションを効率化した。 また、階段や廊下、エレベーターなどの生産性を生まない面積を減らすことで、これまでの総フロア面積から約2割削減。オフィス全体のエネルギー消費量やCO2排出量の削減を実現した。
多様な働き方にも配慮し、フリーアドレススペースやリモートワークに適した集中ブースを設けるなど、多様な従業員が多様な働き方ができるワークスペースを確保した。オフィス全体のカラーリングは従業員が最も業務に集中できるよう、各機能・スペースに相応しいカラー配色やアイデアを採用。フロアを集約することで、人と人との偶発的な交流から生まれる、新しいアイデアや価値創造をサポートするコミュニケーションスペースやクリエィティブスペースも用意した。役員執務席も従業員と同じスペースに設置し、風通しの良い社風の醸成を図る。
災害対策では、グローバル本社、新大阪フロント・オフィスとも、有事の際には最大72時間の電源供給が可能で、BCP面での対策を強化している。
日本塗装時報第2091号(2024年3月18日号)掲載記事