遮熱塗料を特集 関ペ「ニュースレター」

 関西ペイントは、このほど発刊したニュースレターで「遮熱塗料」を特集した。
 内容は▽遮熱塗料市場▽遮熱塗料が注目される背景▽遮熱塗料の選び方▽遮熱塗料の効果▽関西ペイントの遮熱塗料▽Q&A。
 遮熱塗料(高日射反射率塗料)の2021年度出荷量は1万5952トンと過去最高を記録した(日本塗料工業会調査)。2019年~2020年度に実施された東京五輪大会にむけた暑さ対策推進事業が終了したことで2022年度は減少したが、塗料市場は年々拡大する傾向にあり、2012年から2022年度までの10年間で約28%増加している。
 同社では、遮熱塗料「アレスクールシリーズ」を2011年より市場展開しており、13年近くの販売実績を持つ。同シリーズは赤外線領域の反射率を高めるため、上塗りだけでなく下塗りにも特殊反射性顔料を用い、高い赤外線反射性能を発揮するWブロック工法を採用しているのが特長。
 さらに、ラジカル制御技術と赤外線反射技術を融合させた屋根用の遮熱塗料として「アレスダイナミックルーフ遮熱」を開発。また、今年4月には、真夏の外壁表面の温度上昇を抑える外壁用塗料「アレスダイナミックTOP遮熱」を開発し、シリーズに追加した。同社では、今後も環境負荷が少なくかつ遮熱効果の高い次世代塗料の開発に注力していく方針。

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