2023年4~6月期決算(2)エスケー化研/関西ペイント/日本ペイント
エスケー化研/関西ペイント/日本ペイント
エスケーは純利益9%増 都市再開発需要が堅調
エスケー化研の2023年4~6月期連結決算は、売上高245億60百万円(前年同期比9・7%増)、営業利益29億71百万円(22・3%増)、経常利益55億31百万円(同6・7%増)、純利益38億50百万円(同9・1%増)。
通期の予想は、売上高1000億円(同4・6%増)、営業利益102億円(同2・6%増)、経常利益111億円(同13・3%減)、純利益78億円(同13・7%減)、1株年間配当金80円(株式分割後、実質据置)。
関西ペイント 純利益は376億円 国内外で自動車用が好調
関西ペイントの2023年4~6月期連結決算は、売上高1364億36百万円(前年同期比13・3%増)、営業利益121億5百万円(同42・6%増)、経常利益169億65百万円(同28・6%増)。政策保有株式縮減に伴う投資有価証券売却益や、インドの土地売却に伴う固定資産売却益を計上し、純利益は376億9百万円(同483・1%増)。
通期の予想は、売上高5500億円(前期比8・0%増)、営業利益420億円(同30・9%増)、経常利益450億円(同11・9%増)、純利益550億円(同118・3%増)、1株年間配当金36円(6円増配)。
日ぺHDは増収増益 通期予想を上方修正
日本ペイントホールディングスの2023年1~6月期連結決算(国際会計基準)は昨年5月にクロージングした、欧州塗料メーカー・ユーブ社の子会社化や円安の影響に加え、主力事業である中国の汎用塗料が好調で売上収益は前年同期比11・4%増の6929億25百万円となった。
通期(2023年1~12月)の予想は売上収益1兆4500億円(前期比10・8%増)。営業利益1580億円(同41・2%増)。税引前利益1510億円(同44・5%増)。純利益1100億円(同38・5%増)。1株年間配当金13円(2円増配)。前回発表時より売上収益で3・6%、純利益で12・2%上方修正した。
日本塗装時報第2083号掲載記事