建設特定技能外国人の受け入れ 内装仕上5企業9人が初認定
国土交通省
国土交通省は7月30日、建設分野における在留資格「特定技能」での外国人材受け入れにあたり、建設事業者から提出された「建設特定技能受入計画」について、制度開始後初の認定を実施。内装仕上げを含む5企業9人分の受入計画を認定した。今後、出入国在留管理庁での在留資格の認定や変更許可に係る審査が行われ、通過した者が「1号特定技能外国人」として認められる。
「建設特定技能受入計画」の認定を受けた企業のうち、内装仕上事業者は2社(東京・千葉)でそれぞれ1人ずつ受け入れを予定。送り出し国はベトナムと中国。月額基本給は、東京の事業者が23万円、千葉の事業者が24万3250円を予定している。なお、平成30年度に実施した外国人受入状況実態把握調査によると、建設分野での2号技能実習生の平均賃金は、月額16万8201円だった。
日本塗装時報第2027号掲載記事(2019年8月18日発行)