日ペと今宮工高 産学連携でプレゼン実施 磁気性塗料開発にも着手
日本ペイント
日本ペイントホールディングスのグループ会社の日本ペイントは9月29日、大阪府立今宮工科高等学校との産学連携授業で生徒による最終プレゼンテーションを実施した。
3回目となる今年度はグラフィックデザイン系3年生男子による「実習棟の壁面リニューアル」、女子による「映え映えエンジェルルーム(女子更衣室)大作戦」の2プロジェクトを企画。10月からデザイン、塗装などの実作業を行い、その成果を来年1月25日の課題研究発表会で披露する。
男子チーム(谷さん、長谷部さん、松山さん)は、約30年前に建てられた実習棟の内装リニューアルを行う。女子チーム(畑さん、水谷さん、上野さん、坂本さん)は、体育館の女子更衣室の壁面を、SNSに写真をアップしたくなるようなかわいらしいデザインにすることを企画した。
卒業生からアドバイスも
発表会の中で、同校卒業生で現在同社に勤務する松本拓海氏(流通グループ)と越智祥之氏(調色グループ)からのコメントを公表。「自分が納得できるまで成果を高めてほしい」「助け合いを大事に」と、後輩たちにエールを送った。
両氏は第1回の連携プロジェクトへの参加をきっかけに同社に就職。越智氏は当時、同校のオリジナル塗料「今工ブルー」の調色に携わった。
日本塗装時報第2057号掲載記事
この記事は「日本塗装時報」2057号(2021年10月18日発刊)の掲載記事から一部抜粋したものです。全文は「日本塗装時報」に掲載しています。(年間購読の申し込みは→年間購読のご案内)