関西ペイント「AIカラーシステム」で新エンジンを開発
関西ペイント
機械学習で調色作業時間を大幅削減
関西ペイント(毛利訓士社長、大阪市中央区)と関西ペイント販売(寺岡直人社長、東京都大田区)は昨年12月17日、自動車補修用コンピューター調色システム「AI(アイ)カラーシステム」の新エンジンとして、機械学習を用いたエンジンの開発に成功したと発表した。市場モニターを実施した後、今春からの本格展開を目指す。
メタリック感の判別も可
今回開発した新エンジンは、従来の特定計算式によるCCM(コンピューターカラーマッチング)のロジックとは異なり、コンピューターが過去のビッグデータをもとにパターンや傾向を解析。最適解を判断する新技術となっている(特許取得済)。これにより調色精度が向上し、調色工程における作業時間を大幅に削減。これまで判別が難しかったメタリック塗色でのメタリック感の判別も可能となった。
日本塗装時報第2047号掲載予定記事
この記事は「日本塗装時報」2047号(1月18日発刊)に掲載予定の記事(抜粋)です。全文は「日本塗装時報」(新聞)を定期購読してお読みください。(年間購読の申し込みは→年間購読のご案内)